808ブルワリー 醸造責任者として

都内から小山に移住して808ブルワリーの醸造家に。
地元の人に地元の資源で醸造したクラフトビールを飲んでもらいたい。
自分が飲んで美味しいと思うクラフトビールを提供したい。
農作物の生産者の役に立ちたい。
クラフトビールを飲んで楽しんでもらいたい。
ただそれだけのために日々醸造しています。

小野崎 広明

小野崎 広明

ONOZAKI HIROAKI

栃木県南エリア初の醸造所

私たちの会社がある栃木県第二の都市「小山市」は
大麦・ハトムギの生産量が国内トップクラスにも関わらず、地域資源を使った商品が少ない現状があります。
そこで大麦・ハトムギを使用した商品を製造しようと考え、県南エリア初のクラフトビール醸造所を作りました。

Sunフーズ株式会社内 醸造所

醸造は仕込みから発酵、商品充填など製造する工程が多くありますが、私たちが更に気を使っているのは清掃・消毒です。
当社は大手が導入している濾過機を使っていないので、無濾過のクラフトビールになります。缶詰後の加熱処理も行わない為、低温保存することにより酵母の働きを抑え発酵を止めます。
醸造設備の清掃・移行チューブなど徹底的に清掃消毒を行い商品の品質管理に努めています。

風味の劣化が瓶詰めより少ない缶詰

多くのクラフトビールの醸造所は瓶での商品販売をしています。
しかし当社は瓶詰機でなく、アメリカ製の自動缶詰機を導入しました。

①アルミ缶の採用でリサイクルが容易である。
②商品の重量が軽くなり運搬時の二酸化炭素の放出量を少なくし環境問題に貢献できる。
③缶詰により紫外線などから商品を守り、瓶より賞味期限が長くなる。
④クラフトビールの充填時に酸化を防ぐことができ、商品の品質劣化を防ぐことができる。

などなど、初期投資は大きくなりますが様々なメリットがあります。
国内でも大手を除けばまだ導入の少ない自動缶詰機で充填商品化します。

地元小山の農作物を使ったクラフトビール

栃木県小山市は以前日本一の大麦生産地になったほどの大麦の産地です。
しかし、作付けした大麦は大手ビールメーカーの契約栽培となっており、地元企業が購入して製品化することは今までありませんでした。
今回、あることをお聞きし当醸造所で仕入れてクラフトビールの一部原料にすることができました。
また、ハトムギの作付けも国内随一の多さで大手飲料水メーカーの原料として使われています。ビタミンが豊富で美容にも良い健康食品です。
最後に無肥料無農薬で栽培したコシヒカリです。地産地消のクラフトビールを作るのならこの3品目は必ず原料にしたいと考えていました。

Showcase 1

無肥料無農薬で栽培したふゆみずたんぼ米コシヒカリを使用しています。

Showcase 2

大麦

大麦の種を出荷する際に規格外となる麦です。通常は家畜の肥料や廃棄します。

Showcase 3

ハトムギ

ハトムギは脱穀せずホールのまま使用しています。

ホップ

ホップ

今後は小山市で作付けしたホップも使いたいと考えています。ただいま契約栽培依頼中!

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